「先生、見て――――!!」「すいかの芽、出てるーーー!!」と大興奮の子どもたち。保育士も半信半疑で畑に行ってみるとなんと、かわいいすいかの芽がひょっこり顔をだしているではありませんか!
実は、7月7日七夕の日の給食で大好きなすいかが出ました。皮すれすれまでおいしそうに食べる子どもたち。「もっと食べたいな」「すいかの食べ放題がしたい!」と食欲は増すばかり。
そこで、畑に蒔いてみようと保育士が提案すると「まく~」「たのしみ~」と子どもたち。そして、種まきからたったの5日でかわいい芽が出たのです。この日の子どもたちの嬉しそうな表情。友だちや保育士に一生懸命伝えようとする姿はとても生き生きとして印象的でした。育って果実ができたらみんなで食べ放題しようね。とても楽しみだね!
実は、この夏めろん組では野菜に関する様々な取り組みを行っています。(まだまだ途中です)その名も「リボべジ(野菜の再生)プロジェクト」
捨てる予定だった野菜の端っこを水耕栽培し、再び食べられるように育てるというもので、食育の一環として始めました。毎日の水交換と、成長の変化を観察しながら楽しんでお世話をしています。
今日は、めろん組のリボべジプロジェクトについて紹介させていただきます。
5月にスタートしたこの取り組み。最初は玉ねぎ、にんじん、大根、長ネギ、レタス、キャベツ、カイワレ大根に挑戦!毎日、清潔な水に交換するのはもちろん子どもたちの役割。「今日は僕がやる」「あっ、ちょっと大きくなった」と生長の変化を大いに楽しみます。
玉ねぎは保育室内に匂いが充満するために戸外にお引越し(でも、玉ねぎの匂いって安眠効果があるんですって。園長先生が教えてくれました。子どもたちに伝えると、あっ眠くなってきた、と言う子もいました。効果絶大です笑)
うまく育った野菜も、途中で腐ってしまったものもありましたが、全てが子どもたちにとって素晴らしい発見です。
お次はこれ!
この小さなぶつぶつは何の種だか分かりますか?
そうです。甘くておいしいメロンの種です。これは、保育士が自宅で食べた時に出たものをよーく洗って保育園に持ってきたもの。子どもたちと一緒に土に埋めてみたところ、ななななななんと!
発芽しました!子どもたちの喜びようったらとてもすごかったです笑
毎日水やりをして、話しかけて、楽しそうにお世話をした結果こんなに大きく成長しています。これは、めろんの食べ放題も夢じゃない!
リボべジで再生に成功した野菜達は、畑に植え替えて引き続き栽培を楽しんでいます。食べられるくらいに生長したら何にして食べようか、どんな調理ができるか子どもたちに問いかけ、一緒に考えていきたいと思います。沢山の野菜や果物の栽培と生長を通し、植物の面白さや、育ったことへの喜びや感動、そして食べ物の大切さに気付けるよう今後も子どもたちと一緒に楽しく取り組んでいきたいと思います。
今後の経過も、またお知らせしますのでお楽しみに!
さあ、来週もみんな元気に過ごそうね。